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藤森照信のクラシック映画館

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はじめて解き明かされる日本の「映画館」の歴史!

“映画黄金期"と呼ばれた昭和30年代には7,000軒以上が存在していた映画館も、今や多くが消え、昔ながらの姿を留める館は100軒に満たない。本書では、世を風靡しながらも見過ごされてきた「映画館」の歴史を、藤森氏が丹念に掘り起こす。
浅草にはじまり、関東大震災後のバラックを経て、新宿(武蔵野館)、有楽町(日劇)へと爆発的拡大をとげ、大正期に全国へ広がった映画館はどのようにして作られたのか?地方にわずかに残る映画館の探訪記も含む、「娯楽の殿堂」の特異な軌跡!!


◼︎帯寄稿文
僕らが毎週のようにつめかけた映画館は、どんな建物だったのかまったく覚えていない。
夏は通路の窓はあけられ、暗幕がカーテンがわりで、天井には形ばかりの扇風機がいくつか回っているだけだった。
それでも立ち見になり、ギュウギュウ詰めになり、やがて子供達は舞台によじのぼって、ゴロゴロ横になって、朝からズーッと同じ映画を暗くなるまで、見ていたっけ。昭和30年頃だったな。
-宮崎駿


〈目次〉
○まえがき: 藤森照信

○クラシック映画館への招待
高田世界館(新潟県上越市)
本宮映画劇場(福島県本宮市)
旧八千代館(京都市)
旭館・内子座(愛媛県内子町)

○映画館建築の歴史 (文・藤森照信)
1、浅草六区にはじまる
2、大正期の映画館
3、昭和の映画館

○映画館で語る
藤森照信×本宮映画劇場・田村修司
藤森照信×旭館・森秀夫

○映写技師が歩いた"映画館東西"2007〜2019 (写真・文 中馬聰)

 

藤森照信(ふじもり てるのぶ)
1946年長野県生まれ。建築史家、建築家。東京大学名誉教授。著書に『日本の近代建築』『タンポポの綿毛』など多数。45歳で建築家としてデビュー以後、〈タンポポハウス〉、「ラ コリーナ近江八幡」の〈草屋根〉〈銅屋根〉など、自然と人工物が一体となった建物を多く手掛けている。

中馬聰(ちゅうま さとし)
大阪府出身。映写技師として働くかたわら、2007年から全国の映画館を撮り続ける。著書に『中馬聰写真集 映画館』など。

 

藤森照信のクラシック映画館

デザイナー:櫻井久

□ 判型:A5変型
□ 総頁:232 頁
□ 製本:並製
□ 定価:2,500円+税
□ISBN978-4-86152-595-7 C0052

 

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